燃費節約方法の検証
車、バイクの事に詳しくなくてもできる燃費節約方法をいろんな方法で検証してみました。
- 検証した車種=ホンダ スティード98年式。
- 検証した場所=おもに坂が多い場所での運転
- 普通の状態で18キロ/リットル
- 節約運転後は26キロ/リットル
効果のあった燃費節約方法
アイドリング時の回転数を下げる
アイドリング時の回転数を下げる事で、燃費も良くなります。
やり方は、エンジン部分の、あるネジを回すだけ。
(スクーターなどはちょっとわかりずらい所にある場合も有。ネジ画像は近いうちに公開予定)
回転数の下げ方がわからない場合は、オイル交換時(自分でできない場合)か、点検時に担当者に言えば調整してくれます。ただ、春~秋の比較的暖かい時期のみ有効で、気温の低い時期は、エンジンがかかりにくくなったり、かかってもすぐに止まってしまうので、冬場は最低でも500回転くらいの設定が無難です。自分のバイクは、現在200回転程、冬場は1000回転くらいの設定にする予定です。
発進する時は少しずつ加速
急発進、急加速してその後一定の速度で走る運転と、
発進、加速をかなりゆるやかにして走る運転とで燃費を比較してみました。
結果は、発進、加速をかなりゆるやかにして走る運転の方が、1リットル当たり2キロ程燃費が良くなりました。度々信号や渋滞で止められやすい日本の道路では、発進、加速共にゆるやかにした方が燃費も良くなります。
また、マニュアルの場合、発進時の回転数も2000回転程で充分。発進時、半クラッチ状態での回転数を上げすぎは、半分空ぶかししているような状態。慣れないうちはエンストしてしまう事もありますが、コツさえつかめば意外と簡単にできるのでチャレンジしてみましょう。
下り坂はニュートラル、もしくはアクセル全閉
下り坂ではアクセルを使わず、車の重量のみで加速する運転方法が、燃費節約に効果的です。坂の多い場所なら、1リットル当たり2キロ程燃費が良くなります。
但し、ブレーキはなるべくエンジンブレーキを活用しましょう。
ブレーキに頼った制動方法は、ブレーキパッドの無駄使いになり、逆に部品代がかかるばかりか、事故の原因にもなります。
信号が赤なら惰性のみで停車の準備
信号が赤だと気づいた時は、そこからはアクセルを踏まず、慣性だけで走行。
自分の愛車、スティードはマニュアルのため、そういう場合はニュートラルにして、慣性で走行します。AT車の場合は、エンジンブレーキの効きが弱いので、無理やりニュートラルにするより、アクセル全閉でも充分でしょう。信号でよく止められる場合は、普段より3倍くらい車間を開けて走行すると効果的です(わき道からの車が入ってくる事もあるのでイライラしますが)